本文へ移動

コバ活っ!

アロマセラピーケアを通じて
アロマセラピーケアを始めました
3階病棟では平成26年4月よりアロマセラピーを使用した看護ケアや環境整備を実施しております。
アロマセラピーケアを通じて
3階病棟では平成26年4月よりアロマセラピーを導入し2年が経ちました。
患者様の清潔ケアに精油を使うことにより、香りから多くの思い出話が弾むことがよくあります。香りは一瞬にして数十年前の過去にさかのぼり、ご自身が若かったころ、人生を充実して過ごされていた頃の話をされることがあります。そんな時、とても幸せそうな笑顔に出会えます。

トリートメントではゆっくりと肌に触れることで『心地良い』という感覚を体感し穏やかな表情を見ることもできました。会話のできない患者様でもオイルを使いゆっくりと撫でることで、呼吸がゆっくり深くなり、拘縮した手指や身体の力が脱力しリラックスしていく様子が感じ取れます。日常のケアとは違うゆっくりとした関わりの中で様々な会話が弾み、時には歌を歌いだす場面もあります。

芳香浴では昨今話題になりました科学的根拠に基づいた「認知症」に効果的であると言われる精油を学習療法時に使用しています。

アロマセラピーは正しく使うことで多種多様な場面や方法に活用することができます。今後も患者様の日々の体調や心の状態に合わせて、香りの選択や適切な手技、方法でアロマセラピーを実施してまいります。

また、アロマは植物と関連がありますから、自然や四季を五感で感じる環境作りも行っていきたいと考えています。

日本アロマセラピー学会・日本臨床アロマセラピー学会認証セラピスト
中里 明美
TOPへ戻る