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男性育児休暇取得制度あります。

古くから病院職員といえば、「女性の看護師」さんなどをイメージするかと思いますが、 「男性看護師」  「理学療法士」 「作業療法士」 など、男性職員も、医療現場で活躍しています。時代の流れとともに、家庭内での「男性の役割の変化」、「法律の整備制定」「家族の構成や世帯のあり方」が変化していく中で、男性の「育児休暇制度」を活用する職員もいます。
今回は、そんな男性職員が実際に取得した体験談をお伝え致します
理学療法士(31) 入社1年目

この度、第1子の誕生により、約2か月の育児休暇を頂きました。我が家は妻の里帰りが難しく、すぐ近くにサポートをしてもらえる家族もいなかったため、育児休暇を取得させて頂けたことはとても大きな助けになりました。
育児休暇中、産後の身体的ダメージに加え、最初の1か月は授乳間隔も短く、妻の睡眠不足が顕著でした。そのため、家事全般、日中の授乳時間以外は出来るだけ私が赤ちゃんのお世話をし、なるべく妻の負担が減るように努めました。はじめはオムツ交換一つ行うにも少し時間がかかってしまい、交換中におしっこをかけられたり、夜の寝かしつけがなかなかうまくいかなかったりしましたが、回数を多く行うことが出来たため、すぐに慣れることができました。1か月を過ぎた頃から妻の体調もだいぶ回復したため、日中も2人で協力しながら家事、育児を行うようになりましたが、最初の1か月で大変なことを含め、様々な経験が出来たことで、妻がやってくれること、やってきてくれたことに対し、感謝の気持ちを今まで以上に持つことができました。
第1子ということもあり、妻も私も様々なことが初体験で、戸惑うことも多かったですが、日に日に成長し、変化していく新生児の時期をを長い時間一緒に過ごせたのは大変貴重な経験になりました。
男性育児休暇がまだ当たり前と言い切れないなか、今回快く育児休暇を取得させてくださった院長先生をはじめ、リハビリテーション科のスタッフ、病院職員の方々のご協力にに感謝いたします。本当にありがとうございました。
今後も育児は続いていきますが、今回の育児休暇での経験を活かし、仕事と育児の両立を目指していきたいと思います。

理学療法士(36) 入社3年目

私は妻と子供3人の5人家族です。上の子たちの時は
、妻が里帰りしており、育児休暇を取得しませんでしたが、 今回第3子の誕生を機に1か月半初めて育児休暇を取得しました。女性は出産後交通事故同等の身体的ダメージがあるといい、出産後の身体がもとに戻るまでに6~8週かかるそうです。そのため、出産後で体調が戻ってない妻に代わり家事 長女の保育園の準備、送迎、身の周りの世話、赤ちゃんの世話を率先して行いました。日頃から育児はしていましたが、1日を通して新生児の世話をするのは今回が始めてでした。沐浴では小さな身体を支えるのが怖かったり、おむつ交換の頻度が多かったり、あまり寝てくれなかったりと初めての経験を沢山しました。またこの時期のメンタルケアも重要な世話の一つと感じました。

育児休暇中1日を通して火事育児を経験することで、日頃の妻の偉大さを身をもって実感し、出産後の身体で全ての事を行うのはとても大変だなことだと感じました。また、第3子で初めて新生児というかけがえのない時期の成長や上の子達の心境の変化等、間近で感じることが出来たのはとても嬉しく、感慨深いことでもありました。
今回、育児休暇を取得することを快く了承して頂けたことは、私の所属するリハビリテーション科のスタッフだけでなく、院長先生、副院長先生、全ての病院スタッフさんの協力があったからだと思います。本当にありがとうございました。
子育ては大変なことも多々ありますが、子供たちの成長を糧に、これからも仕事に尽力していきたいと思います。
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