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病院広報「青い鳥」

青い鳥

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平成29年09月01日 発行 病院広報 第96号

診察までの待ち時間

医事課長 荒畑一枝

最近、日本各地で、記録的な猛暑日を観測した、記録的な大雨が降った、などといったニュースをよく耳にします。その影響のためか、当院でも熱中症の症状や体調不良を訴え来院される患者様が多数いらっしゃいます。病院に来て、まず患者様が気にされるのは、診察までの待ち時間だと思います。そこで、当院での待ち時間についてご紹介したいと思います。

当院では、待ち時間がおよそ20分以上になった時に、受付横にて時間を表示しております。この待ち時間は、ある一人の患者様が受付されてから、中待合室に呼ばれるまでにかかった時間を目安にしております。時間の計算は、全患者様を対象に行なっているのではなく、診療開始の9時から30分おきに一人の患者様を対象に計算している為、表示した待ち時間はあくまでも目安です。そのため、実際の待ち時間はもっと長くなってしまったり、逆に表示時間よりも早く呼ばれたりすることもあります。また、一人一人の患者様の診療時間が長くなってしまって、待っている人はそれほどいないのに待ち時間が出てしまう、なんていう場合もあります。

具合が悪いのにもかかわらず、長く待っているのになかなか呼ばれない、自分の順番が何時来るのかわからない、といったことが負担に感じる患者様もいらっしゃると思います。そのような時は、どうぞ受付の者にお気軽にお声掛け下さい。正確な待ち時間をお伝えすることはできませんが、何番目に呼ばれるかはお伝えすることが可能です。また、お待ちいただいている間に具合が悪化し、ベッドで横になりたいといったことにも対応可能です。

待ち時間の発生によって患者様にはご迷惑とご負担をお掛けしてしまいますが、少しでも待ち時間に対する負担を小さくできるように努めて参りたいと思いますので、少しでもご理解いただけたら幸いです。


「腰(こし)の痛み」について

今回は日常的にも多くの人が経験しやすい「腰痛」についてご紹介します。 以下は日本整形外科学会のホームぺージで説明されている内容をもとに「腰痛」「腰椎椎間板ヘルニア」「腰部脊柱管狭窄症」の3つについて紹介していきます。更に詳しく知りたい方はホームページをご参照ください。


腰痛

●腰の症状

腰椎は5つの骨からなり、通常は前弯(前方凸の曲がり)を呈しています。運動器疾患の中で腰痛は最も多い症状の1つです。


●原因と病態

①腰(脊柱)に由来するもの
先天異常や側弯症、腰椎分離症など主に成長に伴っておこるもの、変形性脊椎症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、変性すべり症など主に加齢により生ずるもの、腰椎骨折や脱臼などの外傷、カリエスや化膿性脊椎炎などの感染や炎症によるもの、転移癌などの腫瘍によるものなどがあります。

②腰以外に由来するもの
解離性大動脈瘤などの血管の病気、尿管結石などの泌尿器の病気、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科の病気、胆嚢炎や十二指腸潰瘍などの消化器の病気、変形性股関節症などの腰以外の整形外科の病気によるものがあります。加えて身体表現性障害、統合失調などの精神疾患や精神的なストレスによる心理的な原因による場合もあります。

●診断

いろいろな原因があり、また病態により治療法が異なるため、正確な診断が重要です。必要に応じてX線(レントゲン)検査、MRI検査、骨シンチ、筋電図検査、血液・尿検査などを行います。

特に安静にしていても痛みが軽くならない、しだいに悪化する、発熱している、下肢がしびれたり力が入らない、尿漏れがするなどの症状を伴っている場合は、放置したり自分で管理することは禁物で、すみやかに整形外科を受診されることをお願いします。

 

●予防と治療

内服薬、ブロック注射療法、コルセットなどの装具療法、牽引などの理学療法、運動器リハビリテーション、手術治療があります。それぞれの病態での具体的な治療については他の章を参照下さい。

腰痛で日常生活が制限されてしまうと体力が低下し、腰を支える筋力も衰え、また精神的にも落ち込むために、さらに腰痛がおきやすくなります。悪循環を断ち切るためには、中腰にならないなど日常的姿勢に注意し、また腰の支持性を高めるための運動や体操を継続されるとよいでしょう。

個々の状態に応じた体操や運動のプログラムについては、整形外科でご相談されることをお勧めします。

●関連する症状・病気

腰椎椎間板ヘルニア、腰椎脊柱管狭窄症、腰椎分離症・分離すべり症、腰椎変性すべり症、側弯症、脊髄腫瘍、転移性脊椎腫瘍


腰椎椎間板ヘルニア

●症状

腰や臀部が痛み、下肢にしびれや痛みが放散したり、足に力が入りにくくなります。 背骨が横に曲がり(疼痛性側弯)、動きにくくなり、重いものをもったりすると痛みがつよくなることがあります。

●原因と病態

 

椎間板は線維輪と髄核でできていて、背骨をつなぎ、クッションの役目をしています。その一部が出てきて神経を圧迫して症状が出ます。椎間板が加齢などにより変性し断裂して起こります。悪い姿勢での動作や作業、喫煙などでヘルニアが起こりやすくなることが知られています。

 

●診断

下肢伸展挙上試験(膝を伸ばしたまま下肢を挙上し坐骨神経痛の出現を見る)や下肢の感覚が鈍いかどうか、足の力が弱くなっていないか等で診断します。さらに、X線(レントゲン)撮影、MRIなどで検査を行い診断を確定します。

ただし、MRI画像で椎間板が突出していても、症状が無ければ多くの場合問題はありません。

 

●予防と治療

痛みが強い時期には、安静を心がけ、コルセットをつけたりします。また、消炎鎮痛剤の内服や坐薬、神経ブロック(神経の周りに痛みや炎症を抑える薬を注射する)を行い、痛みをやわらげます。腰を温めるのも良いでしょう。痛みが軽くなれば、牽引を行ったり運動療法を行うこともあります。

これらの方法でよくならない場合や下肢の脱力、排尿障害があるときには手術をお勧めすることがあります。最近では内視鏡を使った低侵襲手術も広く行われるようになってきました。


腰部脊柱管狭窄症

●症状

この病気では長い距離を続けて歩くことができません。 もっとも特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間歇性跛行(かんけつせいはこう)です。

腰部脊柱管狭窄症では腰痛はあまり強くなく、安静にしている時にはほとんど症状はありませんが、背筋を伸ばして立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが出て歩きづらくなります。しかし、すこし前かがみになったり、腰かけたりするとしびれや痛みは軽減されます。

進行すると、下肢の力が落ちたり、肛門周囲のほてりや尿の出がわるくなったり、逆に尿が漏れる事もあります。

 

●原因と病態

加齢、労働、あるいは背骨の病気による影響で変形した椎間板と、背骨や椎間関節から突出した骨などにより、神経が圧迫されます。 脊柱管は背骨、椎間板、関節、黄色靱帯などで囲まれた脊髄の神経が通るトンネルです。年をとると背骨が変形したり、椎間板が膨らんだり、黄色靱帯が厚くなって神経の通る脊柱管を狭くなって(狭窄)、それによって神経が圧迫を受け、神経の血流が低下して脊柱管狭窄症が発症します。

椎間板ヘルニアに比べ中高年に発症することが多いようです。また背骨を後ろに反らすと脊柱管が狭くなり、前に曲げると広がるので、間歇性跛行が起こるのです。

 

●診断

単純X線(レントゲン)写真である程度は推測できますが、より詳しく診断するためにはMRIや脊髄造影などの検査が必要となります。下肢の動脈がつまって血行障害を生じた時にも似たような症状がおこりますので、原因を正確に調べることが必要です。

●予防と治療

日常生活上の注意:日常生活で姿勢を正しく保つ事が必要です。 神経の圧迫は腰をまっすぐに伸ばして立つと強くなり、前かがみになるとやわらぎますので、歩く時には杖をついたり、シルバーカーを押して腰を少しかがめるようにしましょう。そうすると楽に歩けます。

また、自転車こぎも痛みが起こりにくいので、よい運動になります。 で、よい運動になります。

●治療

手術ではない治療としてはリハビリテーション、コルセット、神経ブロックや脊髄の神経の血行を良くする薬などがあります。これらで症状が改善することもあります。

しかし、歩行障害が進行し、日常生活に支障が出てくる場合には手術を行うこともあります。また両足に症状が出ている場合には改善することが少ないので手術を行う場合が多いわけです。最近は内視鏡を使った低侵襲手術も行われています。

公益社団法人 日本整形外科学会ホームページより

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