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病院広報「青い鳥」

青い鳥

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平成29年05月13日 発行 病院広報 第95号

健康寿命を延ばすには?

『虚弱』のことを今は『フレイル』と呼びます
全身の虚弱    ⇒ フレイル
歯・口の機能虚弱 ⇒ オーラルフレイル

高齢者の身体機能や認知機能が低下して虚弱となった状態を「フレイル」と呼び、要介護予備群として注目されています。そして、全身の虚弱のことを「フレイル」、歯・口の機能虚弱を「オーラルフレイル」と呼び、健康寿命を延ばすためには「フレイル」を予防することが重要と言われています。フレイルを早期に発見し、食事や運動など適切な対応で再び元気を取り戻すことで、健康寿命を延ばしましょう!


1. フレイル(全身虚弱)について

フレイルの要因は3つあるといわれており、①身体要素、②精神要素、③社会要素と言われています。

「フレイル」とは、健常な状態と要介護状態(日常生活でサポートが必要な状態)の中間の状態として、日本老年医学会が2014年に提唱した名称です。そして、フレイルの要因で身体的な要素として大きいものが「サルコぺニア(筋肉減少症)」と言われています。


●社会活動に積極的に参加することでフレイルを防げる

東京大学高齢社会総合研究機構と千葉県柏市などは、2012年から大規模高齢者虚弱予防研究「栄養と体の健康増進調査」を開始しています。

この研究では、特にサルコペニア(筋肉減少症)の原因を解明することを目的としています。 サルコペニアの診断基準は、(1)筋肉量の低下―両手足の筋肉量が減少する、(2)筋力の低下―握力が低下する、(3)身体能力の低下―日常の歩行速度が遅くなる、とされている。

それに加えて、精神的にも低下している高齢者はフレイルの状態に陥りやすいことも明らかになっている 約1,800人の高齢者を対象に食事調査を行ったところ、3度の食事を1人でとる「孤食」の人は、1日1回でも誰かと食事する人と比べ、低栄養になったり歩行速度が遅くなったりする割合も高いことが判明した。

社会との関わりが薄れると、日々の活動量や、健康維持への意欲が低下してしまう。社会活動の低下は、体の衰弱の始まりの目安になるという。「閉じこもらない」ことが、フレイルの予防法になる。


●サルコペニアを簡単にチェックできる方法を考案

筋肉が減少した状態である、サルコペニアを早期発見するために東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢氏らが考案したのが、「指輪っかテスト」という自己評価法になります。


●指輪っかテストの方法

「指輪っかテスト」の方法は、両手の親指と人さし指で輪っかをつくり、ふくらはぎの最も太い部分を囲み、指のあまり具合をみるだけ。「(1)囲めない」「(2)ちょうど囲める」「(3)隙間ができる」と評価し、(3)の場合は筋肉量が少なくなっており、サルコペニアの疑いがある。 この「指輪っかテストは、高齢者自身が早期に気付く簡便な自己判定法として有用だ」と飯島氏は説明している。

「サルコぺニア」、そして「フレイル」の予防のポイントは『運動』『栄養』『社会参加』の三位一体です。高齢になるにつれ若い時よりも意欲が低下し、社会と接するのがおっくうになり、社会参加が減りがちになります。そして、ときにはうつ傾向に陥り、家に閉じこもって誰とも話をせずに暮らす高齢者も少なくないと言われています。

そうした人は、介護予防教室だけではなく、老人会や趣味の会、働く場やボランティア活動など、さまざまな場に意識的に参加することも重要で、人と関わる機会を増やすことを心がけましょう。


2. オーラルフレイル(歯・口の機能虚弱)について

よく噛んで飲み込む機能の低下からオーラルフレイル(歯・口の機能虚弱)が進み、それが「歯の喪失(口腔への関心低下)」や「嚙む力・舌の動き・食べる量の低下」につながり、その状態が続くことで「低栄養状態・代謝の低下」による筋肉減少、最終的にフレイル(全身の虚弱)へと進んでいくことになります。


口の状態が悪いと転倒リスクを高める?

歯の数や入れ歯を使用しているかどうかが転倒とどう関係しているかを調べた結果がありますが、歯を失い、入れ歯を使っていないと転倒のリスクが2.5倍になったという結果が出ています。また、70歳時点で測定した状況から、8年後(78歳)の変化をみた結果、自分の歯が多く残ることが、足の筋力やバランスの保持に差が出ており、高齢者ほどその差が出やすいとの結果も出ています。

高齢者の転倒による骨折は、寝たきりになる原因の一つですが、歯と口の機能を維持していくことが健康に過ごしていくために必要です。

以下のチェックリストが一つでも当てはまる方は、かかりつけの歯科医院を持ち、定期的に検診を受けることをお勧めします。

  1. 左右の奥歯でしっかり噛めない
  2. 歯が抜けたり根だけになっているところがある
  3. 噛むと痛んだり、不快感がある
  4. むせやすい
  5. 口が渇きやすかったり、しゃべりづらい時がある
  6. 最近、体重が減っている

■フレイルを防ぎ健康を回復するために必要なこと

フレイルを防ぎ健康を回復するにはどうすればよいのだろうか。基本はやはり運動と食事となります。比較的取り入れやすいウォーキングから始めてみましょう。最低でも1日5,000~6,000歩を継続すると筋力の低下を防げると言われていますので、ウォーキングの機会を作って健康長寿を目指しましょう!

【参考】

  • 大規模高齢者虚弱予防研究「栄養とからだの健康増進調査」(柏スタディ)(東京大学高齢社会総合研究機構)
  • 柏フレイル予防プロジェクト2025(柏市)
  • 埼玉県歯科医師会パンフット「健口長寿 転ばぬ先の歯と口の健康」

新人職員挨拶

<病棟>

慣れない事ばかりで戸惑う毎日ですが、周りの先輩方が優しくサポートしてくれるので助かっています。改めてこれからよろしくお願いします。
2階病棟 准看護師 長谷 真湖冬

群馬から高看の学校に通う為に来た准看護師です。患者様に信頼される看護師になれるよう頑張ります。よろしくお願いします。
3階病棟 准看護師 武藤 志歩

覚えが悪くドジな所もあり、めいわくをかけてしまう事があると思いますが、少しずつ覚え、頑張りたいと思います。
2階病棟 看護助手 萩尾 弘美

医療の仕事は初めてなので、わからないことばかりですが、常にポジティブに、たくさんのことを吸収していきたいです。よろしくお願いします。
2階病棟 看護助手 金子 友紀

以前介護の仕事をしていました。看護師を目指して頑張ります。宜しくお願い致します。
2階病棟 看護助手 大野 維吹

1日でも早く仕事を覚えられるように頑張りますのでよろしくお願いします。
3階病棟 看護助手 助川 利都

慣れない事ばかりで大変ですが、とてもやりがいがある仕事なので、これからも頑張りたいと思います。
3階病棟 看護助手 相原 百合香

一日でも早く仕事を覚え頑張りたいと思います。
3階病棟 看護補助 鈴木 実


<訪問看護ステーション 青い鳥>

皆様のお役にたてるために早く仕事に慣れるよう頑張ります。一生懸命がんばりますのでよろしくお願いします。
看護師 牛島 空

念願の訪問看護師として入職しました。早く職場に慣れ『青い鳥』の一員として仕事が出来るよう頑張ります。宜しくお願いします。
看護師 飯塚 史子

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