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病院広報「青い鳥」

青い鳥

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平成28年05月10日 発行 病院広報 第91号

元気なうちから健康寿命を延ばしましょう

外来師長 佐藤 則子

年齢とともに心身の機能低下が起こるのは当たり前と思っていませんか?病気だけでなく「年だから」「おっくうだから」と身の回りのことをあまりしなくなったり、外出しなくなることも心身機能の低下の原因といわれています。

体や頭を使わない生活が筋力や意欲を低下させ、やがて介護が必要な状態を招くことにつながりかねません。しかし、誰でもそれは避けたいものですね。老いは体内で少しずつ進みますが自覚症状は突然やってきます。そんな老化を先延ばしするための心構えがいくつかあります。自立して生活出来る年月を出来るだけ長く延ばすには日常のちょっとした生活の工夫で可能です。いつまでもはつらつと若々しく過ごせるよう今日から「健康ライフ」をめざしましょう。

日本は高齢化社会を迎え、平均寿命は男性は80.42歳、女性は86.93歳 ですが、健康寿命は男性70.98歳、女性75.6歳と平均寿命より10年も短いというデータがあります。健康寿命とは持病があっても自立して日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。男女とも平均寿命より短いのですが、誰でも最後まで自立した人生を送りたいという理想はあると思います。そのためには40代、50代より積極的に運動をするか、散歩をしたり、大きな筋肉を鍛えることがポイントになります。さらにもう一つは食生活を考えることです。

普通に生活しているだけでは、筋肉は自覚なしに年に1%落ちていきます。筋力の低下により体を動かすのが億劫になるとさらに筋力が衰えていくという悪循環に陥り、いつの間にか日常生活が困難となり、最後にはねたきりになってしまうというリスクがあります。最近発表された学説に運動不足や肥満により全身におきる炎症反応が糖尿病や動脈硬化、認知症やがんを引き起こすというという理論があります。これは全身の体の細胞の中にあるミトコンドリアという小器官の減少が関係しているとも言われ、ミトコンドリアも筋力を保持することで数を増やし活性化するそうです。

桜も咲き、春の花々が美しく咲いている季節になり、運動もしやすくなりました。春の花々を見ながらのウオーキングから運動を始めたらいかがでしょうか。そのときのポイントは3分間やや早歩き、その後3分間はしっかり息を整えながら疲労回復させ、リラックスするのが効果的です。1回30分くらい、出来れば週に1~3回以上がよいでしょう。これは継続することが大切で、無理なく、日々の達成感を得るようにしながら行えば結果は付いてくると思います。

食事については青魚、緑黄色野菜、海草を意識して摂ると血液や血管がきれいに。カルシウムとビタミンD、骨や関節を丈夫にし、筋肉を衰えさせないアミノ酸バランスの優れた動物性蛋白も積極的に摂りましょう。また、肉、魚を食べるときはタンパク質の代謝を良くしてくれるビタミンB6を含む緑黄色野菜や豆類を一緒に摂るよう心がけると良いようです。

とはいえ、食事さえ気をつければ元気でいられると言うことではなく、是非、運動と、定期的に食生活を見なおしながら色々な食べ物をバランス良く食べることを両立させ、はつらつとした「健康ライフ」を手に入れましょう。

「ロコモティブシンドローム」と「運動器不安定症」

転ばないで動けるために大切な「立つ」「歩く」といった点で、私たちの身体を動かす仕組み「運動器」について紹介します。

運動器とは?

私たちが自分の身体を自由に動かすことができるのは、骨、関節、筋肉や神経で構成される「運動器」の働きによるものです。骨、関節、筋肉はそれぞれが連携して、どれかひとつが悪くても身体はうまく動きません。

<運動器>

健康寿命にとって、自立度の低下や寝たきりになる原因の第一位は「運動器の障害」だと言われています。

「ロコモティブシンドローム」

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」といい2007年に提唱された新しい概念です。

ロコモティブは「運動の」の意味で、機関車という意味もあり、能動的な意味合いを持つ言葉です。運動器は広く人の健康の根幹であるという考えを背景として、年をとることに否定的なニュアンスを持ち込まないことが大事であると考え、この言葉を選んだとされています。ロコモは骨、関節、軟骨、椎間板、筋肉といった運動器のいずれか、あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下した状態をいいます。いつまでも自分の足で歩き続けていくために、運動器を長持ちさせ、ロコモを予防していくことが必要です。

「運動器不安定症」

「運動器不安定症」は、例えば「歩行時にふらついて転倒しやすい、関節に痛みがあって思わずよろける、骨に脆弱性があって軽微な外傷で骨折してしまう」などの病態を疾患としてとらえ、それに対する運動療法などの治療を行うことによって重篤な運動器障害を防ぐことを目的に命名された疾患概念です。
定義:高齢化にともなって運動機能低下をきたす運動器疾患により、バランス能力 および移動歩行能力の低下が生じ、閉じこもり、転倒リスクが高まった状態。

ロコモティブシンドロームと運動器不安定症を図で表すと次のようになります。

運動器不安定症は運動器の低下を来す疾患があって、外出できる状態(介助ありでもいい)であり、片足立ちと歩くスピードの検査で基準を満たさない場合に当てはまります。

健康寿命のための運動と栄養、運動機能のチェックなど、自分一人ではよくわからないことも多いかもしれませんので、何か心配なことがあれば医療機関や現在かかっている先生に相談したり、担当のケアマネジャーに声をかけるなど、一人で抱え込まないようにして健康に気を付けていきましょう。

参考:日本臨床整形外科学会ホームページ
   公益社団法人日本整形外科学会HP

記事の内容で何かお尋ねしたいことがありましたら、窓口までお声かけください。

新人職員挨拶

<病棟>

看護に係わる仕事は初めてで教えて頂くことばかりですが、一早く患者さんや皆さんのお役に立てるよう精一杯頑張ります。

2階病棟 看護助手 土屋 智香

 一日でも早く仕事を覚え、皆さんのお役に立てるよう頑張ります。ご指導よろしくお願いします。

2階病棟 看護助手 亀山 有佑香

早く仕事が覚えられるように頑張ります。

3階病棟 准看護師 広島 恵美子

いつも明るく元気に頑張りたいと思います。よろしくお願いします!!

3階病棟 准看護師 若林 真由美

今まで老人ホームに勤めていました。看護の仕事は初めてですが精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。

3階病棟 看護助手 安江 航

今年の1月より3階病棟でお仕事させて頂いております。まだまだ不慣れな所がありますが、頑張りたいと思います。

3階病棟 看護助手 花枝 陽子

<医療相談室>

社会人6年目の始まりをこちらで迎えることができ、大変うれしく思っております。業務に不慣れなうちは何かとご迷惑をお掛けすることもあると思いますが、ご指導の程よろしくお願い致します。

医療相談室 又村 真未

<医事課>

いたらない事ばかりでご迷惑をお掛けすると思いますが、笑顔と元気を忘れずに頑張ってまいります!よろしくお願いします。

医事課 樋口 麻衣

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