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病院広報「青い鳥」

青い鳥

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平成27年11月02日 発行 病院広報 第77号

物忘れ?認知症?

リハビリ科 中野 隆司

 みなさんは、物忘れと認知症の違いをご存知ですか?「最近忘れっぽくなったな」と思ったとしても、なかなかそれがただの物忘れなのか、認知症のはじまりなのかは、わかりませんよね?
 今回は、認知症と物忘れの違いについてご紹介します。

■認知症の初期症状

 認知症は、ある日突然発症するのではなく、徐々に進行する病気です。そのため家族や本人が「何かおかしい」と小さな異変を感じても「まさか」という思いから、ついついサインを見逃してしまします。
 また、認知症を詳しく知らないために、心配な症状だと気付かないことも多いでしょう。初期症状を見逃している間に、認知症は人知れず進行していることが少なくありません。
認知症の主な症状は、①記憶障害、②見当識障害(自分のおかれた場所、時間、状況を把握する力)、③判断力障害、④性格変化、⑤高次脳機能障害(失認・失行・失認)、⑥実行機能障害などです。このような症状を、日常生活に当てはめると次のようになります。
○同じことを何度も言う、問う。
○置き忘れが多くて、探し物ばかりしている。
○約束の日時や場所を間違える。約束を忘れてすっぽかしてしまう。
○怒りっぽくなった。周囲への気遣いが無くなり、頑固になった。
○単純な仕事や計算なのに四苦八苦してしまう。鍋を焦がしてしまう。料理の失敗が増えてきた。
○服に気を使わなくなる。何となくだらしなくなる。同じ服ばかり来ている。
 家族が比較的早く気づくポイントは、記憶障害です。直前のできごとや言動をすぐに忘れてしまうので、同じことを繰り返し言ったり、置き忘れやしまい忘れが多くなります。
次に気づきやすいのは判断力の障害と実行機能の障害です。物事を理解して計画的に実行することが難しくなるので、複雑な仕事が出来なくなります。
  また「その人らしくなくなる」のも大切な兆候です。身だしなみがだらしなくなったり、趣味に興味を失ってしまうといった変化は注意を要します。

■体験そのものを忘れるのが認知症

「顔見知りの名前が出てこない」「朝食のメニューを思い出せない」というのはよくあるただの物忘れです。ちょっとしたヒントがあれば思い出せることが多く、そもそも忘れてしまっている自覚があります。一方、認知症は記憶障害なので、「知り合いであること自体を忘れてしまう」「朝食を食べたことを覚えていない」といったように、体験そのものが抜け落ちてしまう物忘れです。ヒントがあっても思い出せず、そもそも忘れてしまっている自覚がありません。

老化による物忘れ

  • ●体験したことの一部を忘れる
  • ●ヒントがあると思い出せる
  • ●忘れやすいことを自覚している
  • ●思考力や判断力は変わらない
  • ●年月日を間違えることはあるが、季節の感覚ははっきりしている
  • ●忘れっぽさがあまり進行しない
  • ●日常生活に影響はない

認知症による物忘れ

  • ●体験したこと自体を忘れる
  • ●ヒントを出しても思い出せない
  • ●忘れたことを自覚していない
  • ●思考力・判断力も低下する
  • ●時間や季節、場所などが分らなくなる
  • ●どんどん物忘れがひどくなる
  • ●日常生活に支障をきたす

 認知症の前兆は、発症の6‐7年前からあり、すぐに低下し始めるのは、次の3つだと言われています。①計画力(段取りを考え行動する)、②エピソード記憶(出来事を記憶し思い出す機能)、③注意分割力(二つ以上のことに同時に注意を配る機能)。普段から意識的に鍛え、認知機能低下予防を心がけましょう。

参考文献
河野和彦「新しい認知症ケア医療編」講談社
参考ホームページ
入間市公式ホームページ「認知症を知ろう」

3階病棟レクレーション

敬老の会

 9月24日(木)宮寺保育所園児 22名による歌と踊り、病院スタッフによる歌と踊り、患者様によるのど自慢大会等、敬老の会を行いました。
 子供との関わりを持つ事のできない入院患者様は、終始笑顔と手拍手で見ていました。 また、スタッフによる(奇妙な?)歌と踊りでは、笑いも起こっていました。患者様による歌の披露等、幸せいっぱいの一時を送れたのではないでしょうか?

第9回 小林病院まつり開催

小林病院まつり写真1

 10月31日(土)に病院祭りを開催しました。肌寒い日ではありましたが、多くの方にご来訪頂き、ありがとうございました。

小林病院まつり写真2

小林病院まつり写真3

小林病院まつり写真4

小林病院まつり写真5

 北中野はやし連の皆様には「はやし太鼓」、飯能吹奏楽研究会サンデーモーニングの皆様には「デキシーランドジャズ演奏」、埼玉西部消防局の皆様には「AED指導」と「地震体験」、健康福祉センタースタッフの皆様には「生き生き健康体操」と「血管年齢測定」、など様々なご協力を得て、来訪した皆様にも楽しんで頂けたと思います。

小林病院まつり写真6

小林病院まつり写真7

 無料の検査コーナーでは、血管年齢測定、骨密度、肺機能検査、骨折発生度リスク測定、体組成計などの検査を実施し、皆様が健康への関心を高めるように、様々な角度からご自分の体の状態について知って頂ける取り組みを行いました。
今年も、お祭りならではの、風船やコバトンによるお菓子配りから、出店(焼きそば、焼き団子、じゃがバター、ポップコーン)、ゲーム(輪投げ、お楽しみBOX、スーパーボールすくい)、そして、心を楽しませる演奏や健康に関する体操、消防隊の講習、また各種の健康測定で自分の体の状態を知り、最後の福引抽選会で一喜一憂されてお開きとなる小林病院祭り。今年はどのような楽しみや発見があったでしょうか?
来年もスタッフ一同、今年よりも有意義なお祭りとなるよう取り組んでいきますので、ぜひ来年もご参加ください。

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